では常微分方程式 (
7.10) を解いてゆこう.ポテンシャル
は
で定義されていた.
の場合は
つまり
となることがすぐにわかる.だが
の場合は
となってよくわからない.この場合,つまり
の場合は粒子が存在できない,すなわち
である考える.したがって
の2つの場合に分けられる.式 (
7.12) より
ここで
とおくと,
となる.式 (
7.8.4) に解として
を代入すると
よって特解は
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(7.16) |
一般解は三角関数の線型結合で書けて
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(7.17) |
となる.
物理のかぎプロジェクト / 平成18年3月2日