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変数分離
変数分離
するため
を式(
7.8.2
)の
に代入する.
左辺の括弧を展開.
左辺第一項は
の偏微分なので
の
は偏微分と関係ないから前に出す.
同様に右辺の
も前に出す.
変数分離形にするため,両辺を
で割る.
ここで,両辺は定数
とおける.
したがって
(
7
.
8
)
(
7
.
9
)
整理すると
(
7
.
10
)
(
7
.
11
)
それぞれ一変数しか持たないので,常微分方程式になった. 特に式 (
7.10
) は時間
を含まないため, 定常状態のシュレディンガー方程式
と呼ばれる.
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物理のかぎプロジェクト / 平成18年3月2日