関数
を用いて,微分方程式が
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(6.4) |
という形に書けるとき,この微分方程式を同次形という.
が
だけの式で表せていることが重要である.
同次形の微分方程式は変数変換して
変数分離形にすることで解くことができる.
から
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(6.5) |
と変形でき,両辺を
で微分すると,積の微分公式から
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(6.6) |
したがって,(
6.4) 式と比較して
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(6.7) |
となる.これを変数分離すればよい.式 (
6.7) から,
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(6.8) |
両辺を積分して,
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(6.9) |
が得られる. 左辺の積分計算のあと,
を
で置き換え,
の形にしてやればよい.
例
物理のかぎプロジェクト / 平成19年1月14日