この記事では,シャノンのエントロピー
,つまり,

をカノニカル集団(正準集団)の基礎から導出します.
統計力学的定義に戻りますと,ヘルムホルツの自由エネルギー
は,

もしくは,

です.ここで,次のボルツマン分布を確認しておきます.
縮退していてもよい,つまり,
でも,
であってよいのです.
エネルギー準位
をとる確率
は,
マクスウェル・ボルツマン分布により,

書き換えると,

となります.
式
より,

と書いておきます.ここで,
は
の依存性がないので,式
の様に書けるのがポイントです.
なぜなら,

であるからです.
式
,式
より,

ですね?
少し戻って,式
を書き直すと,

ですから,式
と式
より,

つまり,

が導けました.
こうしてシャノンエントロピーが導けました.
最初にこれを考えた,ボルツマンやギブスはとてもすごいと思います.
それでは,今日はこの辺で,お疲れさまでした.