ファインマン物理学の特徴と太陽系宇宙の共鳴

要旨:ファインマンの経路積分は常に特定の運動軌道付近だけが積分値に寄与するという特徴がある.量子力学の確率に従う多様な経路のはずが,積分計算への寄与に拡がりや分散がない.特定の経路だけの寄与が大きく積分値に表れ偏る.そのことから,量子力学の確率波の確率には特定の目のみが顕われてしまう退化分布となっている.その実証が実験に見つかった.一般的に常に退化しているそのことから,天体の尽数関係の有理数の比が共鳴からうまれる性質について証明を導いた.ブランコの漕ぎ方を手本に軌道運動の効率よいエネルギーの分配から天体の尽数を論じた.

1.月の自転と尽数

天体の公転と自転との周期の比は分数に表せる.その分母と分子それぞれが整数にあたるような,太陽系の天体が多数見つかり,尽数関係と呼ばれてきた. 地球と月もそのひとつである.月が地球の周りを1周公転する期間に月はただ1周の自転をする.そのため月は地球にいつも同じ面を向けている. 尽数関係の天体にはそれぞれの公転の中心に対して整数回の公転数となる期間にやはり整数の,自転を2周,3周と行うものがある. 尽数は現代の数学分野では有理数という. この書ではこの有理数が共鳴の高調波間の比と関係する性質であることを世にさきがけて初めて明らかにする. そしてファインマンの経路積分の特徴から論理の基礎を始め,現象では常に確率波が確率の中から特定の周波数と位相だけを選ぶことを数式の評価により確認し,それから実証の現象を紹介する. 特定の共鳴した周波数では,周囲の振動子に影響を与え,エネルギーの配分に周波数の偏りを起こし,ある現象でエネルギーの配分と分配に影響を与える. 波動に一般的に起きる作用は,太陽の放射する確率波にも同じく発生する. したがって太陽系は共鳴し,天体には尽数関係が生まれる. この道筋で行った究明をこの書に述べる.

2. 周波数分析,周波数特性の基礎知識

私は音声や,電気信号に0Hzから20GHzまでの周波数分析をする仕事に長く携わってきた.そのためおもにFFT装置とベクトルネットワークアナライザを操作していた. 装置はフーリエ積分とフーリエ級数を応用し,電子演算装置や物性を利用した器具で演算を実現している. 項数の大部分を減じたフーリエ級数は海上保安庁水路部の略算式「月の位置の略算」で三角関数の級数の姿が天文学にはなじまれた数式だ. しかしここから退化分布を論じるにはちょっとした基礎知識が必要なのでその要点を以下に示す.

2.1周波数分析の基礎

ここから先は数式と図を含む添付のpdfにより,ご覧ください.

下記は物理のかぎプロジェクトに参加させていただいた経緯です. //2019/7/13 ((============================================================

退化分布の確率と太陽系の共鳴

概要 表記の題「退化分布の確率と太陽系の共鳴」の発表を天体力学研究会に断られた

セクション 前置き

「退化分布の確率と太陽系の共鳴」は2019/7/13につくったpdfです.この物理のかぎプロジェクトWikiへ私は添付してみようとしていますが,できるでしょうか.試しながら記入を進めてみます.

 試行錯誤の記入と思いつきをつたえながら,だんだん本題へ進ませてもらいます.

天体力学研究会とのなれそめをまず皆さんにお知らせし,学会とはどうあるべきか,学者とはどうあるべきかのちのち話題にしてみたいと思います.

天体力学研究会が共鳴という特集のタイトルで発表会を開く事を私は2019/6/30にたまたま知りました.

講演申込締切:  2019年6月28日(金)だそうです.

私の研究の受けとめ先学会を探し,みつからず悩んでいたのです.

ちょうど良い発表先に出会えたようです.

私は2019/6/30にすぐ下記の内容でメールを送ったのですが,2回のメール往復やりとりの後,結局2019/7/2に発表を断られてしまいました.

添付したいpdfはその発表のために断られた後に作りました.

内容を是非皆様に読んでいただき,皆様のインスパイアにつなげてほしいのです.

そしてもちろんpdfは査読してほしいのです.

以下はメールの内容です.

pdfともメールの内容は通じています.

「 天体力学N体力学研究会の幹事

 ・・朗,斎・・, ・・瑠,関・・,樋・・

・・と申します.

5月28日のご案内の発表会にはもう発表者を締め切っていらっしゃるでしょうか.

あるメール情報からたったいま開催を知ったばかりです.

できたら発表者として参加したいと考えています.

 可能でしょうか.

返信はma・・・・gにお願いします.

 私は天文学にも解析力学にも素人ですが,電子情報通信学会の電磁環境雑音分科会に長く所属し,仕事では電波雑音の測定をしてきました.

 そのことから天体運動の共鳴について発見したことがあります.

 それを伝えたいのです.

 幹事様もホワイトノイズという雑音波動をご存じでしょう.

 ホワイトノイズの性質をもとに解析力学の基本原理といわれる最小作用の原理について私には考えがあります.

 大原理ですから当然に天体力学に関するアイデアです.

 もしホワイトノイズのスペクトルに振幅値の0が生じたなら,また特定の周波数周期の振幅に高調波が強調されたとしたら,周波数分析者から見れば特異な現象が生まれています.

 ひとことに要約すると量子力学でいうところの物質波の引込現象それが当然に天体運動の共鳴の原因だとわたしは考えるのです.

説明します.

量子の軌道ごとに作用を軌道全体の空間で総和するファインマンの経路積分には最小作用の原理の働きから,積分値に空間に偏った寄与が見つかるそうです.

そのことに周波数分析の心得から私には引っかかる違和感が生じます.作用の複素波動がランダムな振幅と,位相と振動数を持つとしたら,その確率事象に生まれる周波数特性はホワイトノイズのはずです.

ホワイトノイズは時間平均からみれば,一様の振幅を示すはずなのに,ところが量子の世界には上記のように乱されているというのです.

世界で私だけが発見した違和感です.

それで考えを伝え広めねばと使命感を持ってしまいました.

ファインマンの経路積分は空間縦横高さの3重積分とオイラーの指数関数の積分核を持った多重積分です.

重積分の次元を3から1に下げ,空間から線分へと積分を縮小すると,周波数分析のときのフーリエ積分と同等の数式です.

 ならば波動がファインマンが主張したランダムな振幅と,位相と振動数を持つとしたら,その確率事象に生まれる周波数特性はホワイトノイズのはずです.

 中心極限定理に鑑みれば3次元に拡張しても,まだホワイトノイズの性質が拡張されるでしょう.

ファインマンの経路積分においてホワイトノイズでなく,スペクトルに振幅値の0が生じたなら,また特定の周波数周期の振幅に高調波が強調されたとしたら,特異な現象が生まれています.

それは量子力学の物質波の波動の引込現象です.

引込現象の身近な実験をこころみるなら,ギターのボディを床にぶつけてみてください.壊さない程度に.

衝撃の瞬間に衝撃音が聞こえ,暫く後,こんどは弦から楽音が鳴り響き和音がしばらく聞こえる.

衝撃音はインパルス波ですが,インパルスの周波数特性はホワイトノイズです.それが消え暫くすると楽音となり和音となる.

衝撃のエネルギーは楽音や和音のエネルギーへと引き換えられていきます.

これが音波に試した波動の引込現象です.

和音はある基音から見ると全て高調波です.高調波には尽数関係があります.倍音には有理数関係がある.

物質波に起きた引込現象,これが天体の共鳴の実態現象です.

ケプラーの著書に示された宇宙の和声です.

参加可否のご返信は・・・にお願いします. 」

..参考文献[3]Fumiyuki Fujita et Al.のリンクアドレス: http://annex.jsap.or.jp/hokkaido/yokousyuu39th/B-29.pdf

参考文献

  1. [1] 伴 公伸著,『 1/f雑音の性質とエネルギー流量一定の等配分』(  電子情報通信学会環境電磁工学研究会 技術報告(略称信学技報), 2003,Vol.103 No.488 EMCJ2003−112)
  2. [2]M. Ban著,『 COMPOSITION OF 1/f AMPLITUDES ELECTRON WAVE AND A WORK OF ONE DIMENSION OF LATTICE』( 2002, Proceedings of the 4th Meeting of Japan CF Research Society・Oct. , 90 94 )
  3. http://[3]前出のリンクアドレス
  4. [4]T. Fukuyama et al. 著,『2007』(プラズマにおける結合振動子の時空カオス同期現象¸プラズマ・核融合学会誌(招待講演に基づくレビュー論文)¸83巻5号, 521 527, 5月in Japanese)
  5. [5]須藤靖著,『解析力学・量子論』(東京大学出版2008年,138, 10.2.2式)
  6. [6]MasanobuBan著,『 TheFlywheeMadeByOrbitalResonanceWithElectronWaveinSynchronization』( reratingOnPrincipleOfLeastAction2019, 電子情報通信学会総合大会BS-6-3通信講演論文集2, S-134 S-135(5)式)
  7. [7]Satoshi Adachi et al. 著,『 2007』( Current Status of Ground-based Experiment in Dusty Plasmas in JAXA, ISAS/JAXA 2007, Space Utiliz Res 23 )
  8. [8] Kenji Furuya著,『 Development of an equipment for observing liquid and crystalline plasmas』( 2017, The 11th Annual Meeting of Japan Society for Moleccular Science, 1P054 in Japanese )
  9. [9] HAYASHI Yasuaki著,『 Fine-Particle-Plasma Crystal and Microgravity Experiments』( 2005, jspf. Annual meeting 2005, SVI-1 [in Japanese]http://www.jspf.or.jp/jspf_annual05/PDF/SVI-1.pdf in Japanese )